ToDoリストってハイパーストレスじゃないですか?
効率よく仕事するために、ToDoリストは欠かせないらしい。
でも、あれってストレスじゃないですか?
いや、たぶん、普通の人はその方が仕事がはかどるんだろうなっていうのはわかるんです。
わかるんですけど、やらなきゃいけないことが可視化されるって、わたしにとってはすっごいストレス。
「わー、今日こんなにやることある……死にたい」
「一つひとつチェックしてくのめんどくさい……死にたい」
って。すみません、マンボウメンタルなんで、すぐ死にたくなるんです。
なんていうか、ToDoリストって管理されてる感じが、ダメ。
(こんなこと書くと、自己管理できないって思われて仕事なくなっちゃうかな……怖い)
っていうか、その日やるべきことくらい、わざわざ書き出さなくても、頭の中で管理できない?
いや、まあ、わたしができてるかは別として……。
「やること」じゃなくて「やったこと」を書き出す
ToDoリストみたいな、きちきちしたのは嫌いですが、そんなわたしも、まったく自己管理してないわけじゃありません。(と、言い訳しておく)
わたしは、基本的に「やること」じゃなくて「やったこと」を書き出すようにしています。
頭のなかにある「これやらなきゃなー」ってことと、実際にやったことを可視化して照らし合わせることで、一応管理はできてるかな、と思います。
それと「今日はこれだけ仕事したぞー!」って達成感が味わえるので、精神衛生上とてもいいです。
人に指示されたことは忘れる → 手に書く
ただ、やったこと書き出す方式だと、人に指示されたことはもれなく忘れるという弊害が出てきます。
たぶん、人に指図されるのが苦手なので、嫌なことを忘れようとする本能が働いてるんだと思うんですよね。
(それ、社会人としてどうなのっていうのは、よくよくわかっております……)
こういうとき、ToDoリストって役立つのかもしれないです。
でも、ぶっちゃけ書いといたところで見ない。
だから「これはまじで忘れたらやばいやつ!」ってときは、手に書きます。
これなら、否が応でも目に入るので。
マンボウメンタルは無理しない
普通にできない人が、普通の人と同じようにしようと無理すると、どこかにひずみが出ちゃうと思うんです。
(そのせいで、わたしは、最近体調を崩しました)
だから、普通の人が仕事を効率よくするために作るToDoリストも、むしろ逆効果。
でも、やったこと書いてくのは、ひとつずつ積み上げてく達成感があって、なかなかいい感じです。
マンボウメンタルの仕事術として、おすすめです。
ユニクロとカリーヌ・ロワトフェルドのコラボ、これは買うべき!と思ったアイテムまとめ
ユニクロとカリーヌ・ロワトフェルドのコラボアイテム第二弾が発売されました。
さっそくチェックしてきたんですが、衝動買いして後悔しないために、どのアイテムが本当に買うべきものなのか、しっかり考えてみることにしました。
てことで、ほぼ自分用メモです。
ちなみにカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)とは、
ファッション界に絶大な影響力を誇るカリスマファッションエディター。
フランス版「VOGUE」の編集長を経て、現在は自身で立ち上げた「CR Fashion Book」の編集長を務める。トップファッションブランドのキャンペーンにも多く携わり、つねに最新のファッションやスタイリングを再定義している出典:UNIQLO
という、ファッション界のカリスマ的存在です。
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これは買うべき!と思ったアイテム
12,900円(税抜)
やっぱりレザー、好き!
ちょうどいい光沢感で、高級感がある。
生地もしっかりしてたし、クロコの型押しがモードっぽくて好き。
3,990円(税抜)
スカートとセットで着るとより可愛いかも。
カリーヌ・ロワトフェルドといえば、タイトスカート×ハイヒールが定番だし。
なにより、このスカート、安い!
12,900円(税抜)
3,900円(税抜)
同じデザインのジャガードバージョンはより高級感があって、お値段以上の価値あり。
でも、普段使いしにくそうだな……って印象。あと、庶民顔のわたしには似合わなさそう。
高級感は圧倒的にジャガードの方があるけど、カジュアルダウンできるぶん、レザーの方が使いやすそう。
5,990円(税抜)
ウエストがくびれて見える、絶妙な丈感。
生地も厚めでしっかりしてるので、今すぐ着られそう!
5,990円(税抜)
一瞬、何の変哲もないシャツかと思いきや、袖のフリルがクラシカルでめっちゃかわいい!
ただ、素材が100%シルクだから、それにしては安いとはいえ、ユニクロのシャツに6,000円か……って気はする。
3,990円(税抜)
光沢のあるコットン素材。厚みもあって◎。
ストンとしたシルエットでスタイルよく見える!
156cmのわたしだと、ふくらはぎにちょっとかぶるくらいまでの丈だったので、ヒールを合わせるのは必須かも。
シワがつきやすそうなのがちょっと心配。
これは買わなくていいや……と思ったアイテム
12,900円(税抜)
デザインとか丈感はいいんだけど、いかんせん素材感がNG。
ガサガサしていて、シワが目立ちそう。
コートにしてはそんなに高い値段じゃないけど、にしても安っぽい気が ……。
5,990円(税抜)
これは素材がペラペラで……。
同じ値段だし、絶対ミリタリーブルゾンの方、買う。
3,990円(税抜)
4,990円(税抜)
このウールブレンドシリーズも、ペラッとした素材。
それから表面はシャカシャカしてる。
値段相応なのかもしれないけど、お得感はないし、デザインも普通だからいらないなー。
3,990円(税抜)
ジップのよさがわたしにはわからなかった……。
作業着っぽいなって思っちゃった。
6,990円(税込)
着てく場所ない。わたしが着たら、ネグリジェにしか見えなさそう。
柄物は着こなせない気がする……
特定のアイテムってわけじゃないけれど、今回展開されている3種類の柄は、どれもうまく着こなせなさそう……。
出典:UNIQLO
草×ヒョウ?
後ろ姿ってところが控えめなのかな。とはいえ「ヒョウ柄」じゃなくて「ヒョウ」ってところが、大阪を連想させる……。
出典:UNIQLO
迷彩×ダルメシアン柄?
この組み合わせ斬新だけど、単体の方が着こなしやすそう。
出典:UNIQLO
パイソン?
まだ使いやすい方? とはいえ、どうやってコーディネートすればいいかわからない。
センスのいい人はうまく取り入れられるのかなー?
おしゃれな着こなし方を教えてほしい。
上質アウターとタイトスカートが買い!
ということで、素材感がしっかりしているアウターと、カリーヌ・ロワトフェルドの代名詞ともいえるタイトスカートは買い!
それから、値段のわりに高級感のあるアイテムと、値段相応、もしくはもっと安っぽく見えちゃうアイテムの違いはやっぱり素材感。
ネットだと素材感までわかんないから、やっぱり店舗で確認して正解だった。
一つひとつのアイテムがそこまで高額じゃないから、マネキン買いするのもありかも。
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もし、死ぬほど好きになった人が既婚者だったらどうしようか
もし、好きで好きでたまらない人が既婚者だったら、どうすればいいんだろう。
世間的に「不倫は悪いことだ」と言われていることはわかる。頭では理解できる。
でも、既婚者を好きになってしまった女を、頭ごなしに責めることは、できない。
既婚男との恋愛は、たぶん辛い
「既婚男には近付くな」という警告は、物心ついたころからずっと、漫画やドラマや小説、インターネット……といろいろなものを通して刷り込まれてきている。
既婚男と恋に落ちてしまったら、待っているのは辛くて悲しい日々だけ。
自分から会いたいとは言えない。
どんなに甘い言葉をかけれらても、所詮自分は一番じゃない。
都合のいい女に甘んじている自分への嫌悪感、奥さんへの嫉妬心、「悪いこと」をしているという罪悪感……。
一緒にいられるだけで幸せというには、押しつぶされてしまうような瞬間が多すぎる。
でも、わかっていても、好きになってからじゃ遅い。
女の強さなんだか、弱さなんだか、「好き」という気持ちがあれば、100%辛いことしかなくても、頑張れてしまう。というか、抜け出せない。
だから、ちょっとクラっときちゃいそうな既婚男には、必要以上に近づかないっていうのが正解。
でももし、相手が既婚だってわかったのが、好きになってからだったら……?
片思いだったら、まだいい。諦めがつく。
でも、相手も自分のことを好きって言ってる。そんな状況だったら……?
もう想像しただけで恐ろしい。
そんなとき、理性なんてはたらくんだろうか。
大好き!って気持ちが最高潮に盛り上がってるときに「実は……」って打ち明けられたとして、「奥さんがいるのね。じゃあ、今までのことはなかったことにしましょ」って、一体何人の女が言えるんだろう……。
不倫しても、されても、女は苦しい
自分だったらどうだろう。
考えても、考えても、もう引き下がれないよなという結論にたどり着く。
不倫、ダメ、絶対。それはよくわかってる。
だって自分が不倫される側の女だったらって、想像しただけでも気が狂いそう 。
だけど、自分が好きな人が、自分を好きって言ってくれてるよろこびを、受け入れずにいられるだろうか。
しかも、たとえば「奥さんより、好き」とか、「奥さんとは、別れたいと思っている」とか、そんなことを言われたとしたら。
それなら早く別れて、自分のところへ来てほしいと、思ってしまってもしかたないんじゃないだろうか。
不倫をしている人のなかには、もしかしたら、人のものだから欲しくなる、なんて悪趣味な女もいるかもしれない。
でも、自分の周りを見る限り、誰もが「ダメだとわかっていても、好きだから離れられない」という人ばかりだ。
もちろん、だからといって誰かを傷つけていいわけじゃない。
不倫された女は、 何も信じられなくて、自分が情けなくなって、しまいには、自分がもっと魅力的だったら、もっと尽くすことができていたら、こんなことにはならなかったんじゃないか......なんて自己嫌悪に陥る。
不倫する女も、される女も、心がえぐりとられるような苦しみを背負っている。
男だから、女だから、ってわけじゃないかもしれない
でも、それでもやっぱり、ひとりの男をはさんで、傷付けられている女が、とても多いように思う。
フカキョンがダメ女役なんてぜんぜん共感できない
中身がどんなにダメだったとしても、美人をダメ女とは言っちゃいけない。
これもうね、絶対。
漫画『ダメな私に恋してください』がドラマ化!
『ダメな私に恋してください』って漫画がドラマ化されるそうです。
わたしの愛読書ですよ!
しかしねー、キャスティングがねー、もうまったく解せない。
黒沢主任役のDEAN FUJIOKAさんは、原作のイメージとはズレるけど(黒沢主任はツリ目、DEANさんはタレ目)めっちゃカッコいいし、タイプなのでいいです。
でもねー、でもねー、ミチコがフカキョンっていうのは100%違うんだよ!
ダメ女に希望を持たせてくれる物語なんです
引用:『ダメな私に恋してください』(中原アヤ)集英社
タイトルのとおり、『ダメな私に恋してください』の主人公、柴田ミチコはかなりのダメ女です。
なんてったって、職なし、男なし、金なしの3拍子だからね!
しかも、年下の彼氏(むこうは彼女だと思っていない)に貢ぎまくり。そのうえ、アイドル好きで散在しまくり。
そして30歳にもなって親に金をせびるという……。けっこうなダメっぷり。
でも、この物語の一番の魅力は、ミチコのダメさ加減なんです。
ミチコよりはマシって思いたいけど、自分もたいがいダメ女なもんで、ばっちり感情移入できちゃうんだな。
しかも、なんかもうすべてダメダメだけど、好きな人のためなら一生懸命頑張る!(そしてそれが報われるはず。だって漫画だもん!)っていうのが、リアル世界のダメ女の希望となっているんです。
とはいえもちろん漫画だから、ミチコはブスではないし、ふつうに可愛く描いてあります。でも「コイツは顔がいいからうまくいくんじゃ!」って卑屈になることはありません。
なぜなら、ミチコ以上に周りの女性たちがキラッキラッしてるから。
引用:『ダメな私に恋してください』(中原アヤ)集英社
ミチコのよき相談相手となるアネゴ、晶はスタイル抜群のモデル風美人だし、黒沢主任の思い人春子さんは、まさに正統派って感じで欠点のない鉄壁美人だし……。
引用:『ダメな私に恋してください』(中原アヤ)集英社
ついでに、2巻でミチコが就職した会社の同僚の女の子という、モブレベルのキャラもキラキラしてます。
引用:『ダメな私に恋してください』(中原アヤ)集英社
周りにいる女子のレベルが高すぎることで、ミチコがどんなに可愛くても、この世界のなかでは普通(もしくはそれ以下!)レベル。つまり、こっち側の人間なんだって思えるんです。
フカキョンが美人すぎてぜんぜん共感できない
それなのに、それなのに、フカキョンって……!
もちろん、晶役の野波麻帆さんも、春子役のミムラさんもめちゃくちゃキレイです。
でも、どう考えてもフカキョンがずば抜けてると思うんだよ。
ぜんぜん、こっち側の人じゃない。もはやもう、なにも共感できない。
職なし、男なし、金なしだろうと、美人だったらダメ女とは思えないんだよー!
だって、ただの薄幸美人じゃんか。ちょっと運が悪いだけで基本的には勝ち組じゃんか。
そりゃ、フカキョンが頑張ったら恋愛なんてチョチョイのチョイでうまくいくよー。
もちろん、映像化するにあたって、どんな女優さんが演じたって美人になっちゃうのはしょうがないですよ。
でももうちょっと普通っぽい人でもよかったんじゃないかなーと。
お気に入りの作品だっただけに、ちょっとショックです……。
「美人をダメ女と言ってはいけない」って法律あってもいいくらいだよ、もう。
ダメな私に恋してください 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
- 作者: 中原アヤ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/11/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ちょっとGoogleで「ビッチ」って検索してみ?
年末は心身ともに瀕死の状態だったので、いまさらながらやっと2015年に書いたものを振り返るよ。
2015年は大してブログ更新してなかったんで、このブログの記事以外も含めて、印象に残ってるものをピックアップしました。
ビッチといえばせなどすって感じ?
前職のときに書いた記事。
切実な記事不足のなかけっこうサラッと書き上げたんだけど、かなりのヒット記事となりました。
久しぶりにGLITTYを覗いたら、2015年人気記事ランキング第3位にランクインしてたー!
6月に公開してからずっと、毎日かなりの数の流入があって、PVアップに貢献できたんじゃないかなーと。
なにせ「ビッチ」って単語で検索したら、1ページ目に表示されますからね。
ちょっとGoogleで「ビッチ」って検索してみ?
上から6番目に出てくるから(2016年1月6日現在)。
「1ページ目に! 表示! されたい!」ってSEO対策けっこう頑張ってる今となっては、SEOのことなんか何も考えずに書いた記事が評価されてるのは複雑だけれども。
もう「ビッチといえばせなどす」といっても過言ではないのではないだろうか!
ヒットした理由とか、SEO的に評価されてる理由にはまったく無関係だと思うけど、一応真面目に、意識した点とか振り返っておくとだね……
「ビッチ=下品な女子」って定義した
ビッチって意外と定義があやふやだよなーっと思って、とりあえずこの記事では「ビッチ=下品な女子」って決めた。
個人的に途中で論点がずれたり、言いたいことがブレたりする記事って好きじゃなくて。
でも書き出すとぜったいテーマを見失って、あっちゃこっちゃ迷子になるので、必ず書く前に「ここだけは死守する」って記事の大黒柱を決めるようにしてます。
だから「ビッチって、下品な感じするよねー。アラサーにもなってビッチだなんて言われたくないよねー」ってとこはブラさず書けたかなと。
海外ドラマっぽい"いかにも"な口調にした
元ネタは海外サイトの記事だから、翻訳(意訳)引用してる部分がけっこうあるんだけど、それをいかにもな海外ドラマ風の口調にしました。
以前、海外で仕事してる人が「日本の海外ドラマや映画の翻訳はおかしい。あんなに仰々しくしゃべらねーよ。外国人だってふつうにしゃべってんだよ」みたいな記事を書いてたの読んで「あー、たしかに!」って目からうろこ落ちたんだけど、やっぱりあのいかにもな感じ好きなんだよねー。
だから
まるでシマウマみたいにハイライトが入ってる。ママがいろんな理由で「ダメ」って言ったって聞かないのよ
出典:GLITTY
『ゴシップガール』シリーズが大好きなのよね。比べてみたら、自分の人生がどれだけ平凡なものかわかるでしょ。どうして"普通"に育てないわけ?
出典:GLITTY
「ツナはチキンなの? 魚なの? だって「海の鶏肉」って言うじゃない」......ああ、なんておバカさんなの!
出典:GLITTY
って、大げさな身振り手振りがつきそうなセリフに訳してみた。
ちょっとスレてて、常に上から目線で……ってなんか『フレンズ』にも『ゴシップ・ガール』にも『SATC』にも出てなかった?
あんまりちゃんと見てないから誰とは言えないけどさ、よくそういうキャラいない?
ちなみに「ああ、なんておバカさんなの!」が一番気に入ってる。
鼻ができた! それから恨みも晴らせた!
2015年の一大イベントだったのは、やはり鼻にヒアルロン酸を入れたことでしょう。
人生、思いきりが大事よなって改めて実感しました。
「鼻高くしたい」って長年思っていて、2回くらい美容外科のカウンセリング受けたのに、なんとなく踏みきれなかったので、今回勢いで施術できてよかったです。
ちなみに2016年は顎の骨を切って噛み合わせを治す手術をしようかなーと思ってます。
それにしても、施術後初めての洗顔で、いつもなら当たるはずのない位置で鼻に触った衝撃は忘れられません。
それから、ずっともやっとしていたことを吐き出せたのもよかったです。
振り返るとどうってことないエピソードなんですけど、嫌な思いをしたときのことって頭のなかのアルバムに、写真みたいにしっかり残っちゃってるんですよね。
そういえばあのときキムチ鍋食ってたわーって思い出せるくらい。
まあ、言い返せなかったことを4年越しに、しかもブログで言うなんて(そのうえ、たぶん一部のひとには相手が誰か特定できるし)、悪趣味かもなって思う。
でも「書きたい」って思ったことを書いたので後悔はなし!
さよなら2015年
ほかにもよさげな記事はまあまあ書いていましたが、面倒になったのであとは適当に並べときます。
話を伺ってるだけでドキドキ、ワクワクが止まらなくて、楽しいインタビューだった。
写真が上手に撮れたので、印象に残ってるなー。
こじつけ力を発揮できた。
「デジ家族会議」ってダサくていいネーミングだと思うんだけど、どう?
わたしそんなセンスよくないんだけどさ、やっぱりファッション好きなんだわー。
ハウツーっぽい部分があったり、専門家のコメントがあったり、けっこう盛りだくさん。
所感を交えつつ、自然にわかりやすく商品の特長を伝えられたと思う。
それから、最後に、自分で書いたわけじゃないけど、ディレクションした広告案件で、高校生のときからずっと大好きな菅野結以ちゃんに会えたのは、本当に感動しました。
かわいすぎて(顔面格差にショックを受けて)死ぬかと思った。
……いろいろあった2015年。振り返ってみるとなかなかおもしろい。
あと、なんかけっこうちゃんと仕事してて自分で自分にビビってる。
サエコが2000億円と益若つばさがセカオワと付き合ってるらしいけど
どんな人と付き合ってるかが、自分自身の評価につながることってあると思う。
なんか、サエコが総資産2000億の社長と、益若つばさがセカオワの人と付き合ってるらしい。
もうね、さすがサエコ。
絶対にハズさない。
年俸1000万ドルの次は資産2000億円だってよ。
かたやメジャーリーグでバンバン投げる敏腕ピッチャー、かたや600人以上の社員を率いる敏腕社長。
でもサエコはお金を持ってる男に愛されるっていうか、お金に愛されてるんだと思うよ。
一方ね、益若さん。
益若さんもサエコさんと同じでバツイチ子持ち。でもね、選ぶ相手が違い過ぎない?
セカオワの人も売れっ子だし、人気もすごいんだろうし、魅力的なんだと思う。
でも、なんか、拭い切れないダメ男感、ない?
つーちゃんって、もしかして、いやもしかしなくてもダメっぽい人好きじゃない?
益若さんはダメっぽい人が好き……?
益若さんがギャルまっさかりだったころ、わたしは純然たるポップティーン信者で、ついでにエッグも立ち読みしてたから 、どちらの雑誌でも看板モデルだった益若さんの動向はけっこう記憶してる。
益若さんが、メンズエッグモデルの梅しゃんと付き合いだしたとき、ポップティーンの誌面で大々的に発表してた。
それで、二人の馴れ初めについて語ってたわけだけど、たしか益若さんが海外で長期の撮影をしている間、梅しゃんが毎日毎日メールを入れてたと。で、帰国してから大量に届いたメールを見て心が動いたとか、そんな感じだった気がする。
ちょっとね、引いた。
最近、山本耕史の40通のラブレターも話題になったけど、梅しゃんも相当だよね。
だって、返信来ないどころか届いてすらいないメールを毎日毎日送り続ける精神って……!
私も大概ストーカー気質あるけど、それでもちょっと引いたよ。
それで心が動いたつーちゃん……察するわー。
つーちゃん、幸せになれる……?
サエコは新恋人が発覚して「さすがだな!」って思ったけど、つーちゃんは「あー、そっちいっちゃったかー」って感じ。
ただの一般人の私が売れっ子アーティストを捕まえて「ダメっぽい」なんてほんと何様のつもりだっていうのはわかってます。わかってますけど、つーちゃん好きだったからさ。
菅野結以ちゃんが大本命だったし、最初はタイプじゃないなーって思ってたけど、どんどんどんどんかわいくなってくつーちゃんを誌面で追ってるうちに、最終的には好きになってたからさ。
本当に、幸せになれるの……?ってちょっと心配。なんかほら、メンヘラっていうの? 中二病っていうの? だってその人、トランシーバーで歌っちゃうんだよ……。
どんな人と付き合うかって、自分自身の評価にもやっぱり関わっちゃうと思うんだ。
まあ、好きになっちゃったら仕方ないんだろうけどね。
付き合ってる人次第で印象変わっちゃうってあるよね
4年前くらい、私がカッコいいなって思ってた男の先輩に、大正時代の書生さんみたいな、文学青年っぽい人がいたのね。
ちょっとお堅い雰囲気で、禁欲的というか、ストイックな感じで、密かに素敵だなーと思ってたんだけど、彼女がね、まさかの顔はめちゃくちゃかわいいけど、すっごいバカっぽいってタイプの人だった。
えー、あのストイックな感じ、うそだったの?って勝手に騙された気になって幻滅したよ。
その彼女自体はすっごくいい人だし、天真爛漫な人懐っこい感じで、顔もめっちゃかわいくて、好きだったんだけどね。
ただものすっごい勝手だけど「そのチョイスは違くね?」って思った。
おかげで、先輩がストイックに悩んでる様子とか見ても、彼女と二人のときはあのテンションでラブラブしてんのかなーって思うと、なんか滑稽に見えるようになっちゃったよね。
だから、どんな人と付き合うかで、自分の評価が変わるって、やっぱりあるなーって思う。
かくいう私はというと、彼氏の会社のすぐ近くに引っ越してきたとか、別れ話すると包丁出てくるとか、彼の同僚の間では「あいつメンヘラと付き合ってるらしいぞ」ってもっぱらのうわさらしい。
まじでごめん。
サンタさんへの手紙にパパとママの悪口をびっしり書いて送った話
私もとうとう、クリスマスに心躍らない大人になってしまった。
悲しい。とても悲しい……。
せめてもの慰みにコンビニで買ったチキンを食べてたら、ふと、小学生のころサンタさんに宛てて書いた手紙について思い出した。
喉から手が出るほどほしかったケータイ
小学校の高学年になると、周りの同級生たちがこぞってケータイを持ちだした。
うらやましい、というか妬ましかったし、仕切りたがりで目立ちたがりだった私は、自分がケータイを持っていないことに焦りを感じていた。
さらに、女子コミュニティのおそろしいところで、みんなが持っているものを持っていないことは、それだけで仲間はずれの理由になるのだ。
このままじゃハブられる……!
私は両親に毎日のようにケータイをねだった。ケータイ、ケータイ、ケータイ。寝ても覚めてもケータイのことばかり考えていたので、ことあるごとに「ケータイ買って」って言ってた。
そして、どんなにしつこくねだっても買ってくれないのがうちの親である。
よく驚かれるけれど、うちの親はけっこう厳しい。小学生のころ、私は漫画を読むことを禁止されていたほどだ。
そうだ、サンタさんに頼めばいいんだ!
「ケータイカッテ」がまるで呪文のようになってきたころ、「そうだ、サンタさんに頼めばいいんだ!」と思いついた。
べつに、クリスマスが迫っていたわけではなかったけれど、うちの親を説得するより、サンタさんに頼んだほうが、ずっと確実だと思ったのだ。
ただ、子どもの味方であるサンタさんとはいえ「ケータイは子どもにはまだ早いじゃろ」と言われてしまう懸念があった。
そこで自分がケータイを持っていないことでどれだけ辛い思いをしているのかを伝えるために、手紙を書くことにした。
何度も何度も書き直しと推敲を重ねて、クリスマス前にはけっこうな大作になっていた。
その内容は、同級生の女子のなかで一番最初にケータイを手に入れたリーダー格の子がいかにおそろしいかということや、ケータイを持っていないことで自分がハブられる危機に瀕しているということ。
それから、自分の両親の悪口である。
全体の分量は、こちらの方が断然多かった。私がサンタさんに送ろうと思っていた手紙にはパパとママの悪口がびっしり書かれていた。
ケータイを買ってくれない両親はわたしがハブられてもいいんだとか、父も母も妹ばかりかまって私を愛していないんだとか、とにかく自己愛をこじらせた悲劇のヒロインエピソードを書き連ねた。
さすがに詳細は覚えていないけれど、けっこうひどいことを書いたと思う。私はサンタさんに同情してほしかったのだ。
そうすれば優しいサンタさんは私の願いを聞いて、ケータイをプレゼントしてくれるはずだと思った。
書き上げた手紙は、パパとママに見られないようにツリーの下に隠した。うちはサンタさんへの手紙はツリーの下に置くシステムだった。私のなかでは、そうすれば、手紙の内容がサンタさんに伝わるということになっていた。
サンタさんはどこまでもファンタジーなのである。
サンタさんのセンスが違うのはなぜか
クリスマスが目前に迫ると、校内はサンタさんの話題でもちきりだ。
みんなで話していると、今年は何を頼んだかはもちろん、これまでもらってきたプレゼントについても話が及ぶ。
毎年ゲームをもらっている子もいれば、本やら辞書やらのお勉強アイテムばかりもらっている子、ルーズソックスや厚底シューズなんて小学生らしからぬものをもらったという子もいた。
それぞれまったく違うラインナップに「サンタさんはさすがだな」なんて感心していた私に、となりのユキちゃんがこそっと耳打ちした。
「さすがミナのママだね」
「ん?」と思った。ママ?
ミナとは、サンタさんにルーズソックスや厚底シューズをもらったという子だ。 そしてミナのママは、ヤンママと揶揄されるほど派手な見た目をしていた。
ユキちゃんは、周りの子よりずっと大人びている子だった。すでに眉毛はキレイに整っていたし、唇はグロスでツヤツヤしていた。
子どもっぽくて、眉毛のかたちを整えるなんて発想すらなかった私は、ユキちゃんに憧れていて、いつもくっついて歩いていた。
ユキちゃんは、すでにサンタさんの真実を知っていたのだろう。
そして、ユキちゃんに憧れて、大人っぽく振舞っている私も、サンタさんの真実を知るひとりだと思われたのだ。
だから、秘密を共有するように私だけにこっそり話しかけたんだろう。
でも、私はこのときまで、サンタの存在をまったく疑ったことがなかった。いや、もしかしたら少し疑念はあったのかもしれない。でも、半信半疑にも満たない、小指の先ほどのものだ。
それが、ユキちゃんのひと言をきっかけに「サンタさん=パパとママ」という疑念がむくむくと膨らんでいった。
サンタさんはいるのか、人知れず始まった実証
家に帰ってツリーを確認すると、私の手紙はまだそこにあった。
もし、本当にサンタさんがいなかったら……?
この手紙をパパとママに読まれたらまずいんじゃないか。
というか、本当にサンタさんがいないなら、ケータイなんてねだるだけムダだ。
でも、でも、でも……。
まだサンタさんの存在を完全に信じていないわけではなかった。半信半疑だったと思う。
サンタさんは本当にいるのか、いないのか……。
私は人知れず実証してみることにした。
手紙はこのまま置いておく。クリスマスの朝、ケータイがあったらサンタさんはいる、なかったらサンタさんはいない……。
その年のクリスマスイヴはいつも以上にドキドキしながら眠りについた。
サンタさんの正体
クリスマスの朝、目が覚めるとすぐ足元を確認する。うちは枕元ではなく、足元にプレゼントが置かれているスタイルだったのだ。
そこにあったプレゼントが、ケータイではないことは明らかだった。あまりにも薄すぎるのだ。
その瞬間すべてを悟った。サンタさんの真実を知ってしまった瞬間だった。
ケータイの代わりは、浜崎あゆみのベストアルバムだった。これはこれでうれしかったけれど、なんだか複雑な気持ちだった。
そして、プレゼントと一緒にサンタさんから手紙の返事も届いていた。
便箋5枚という超大作を送ったにもかかわらず、その返事はたったふた言。
「メリークリスマス。君のパパとママはいつでも君の味方でいてくれるよ」
その筆跡はまぎれもなくママのものだった。振り返ってみれば、これまでもらったサンタさんの手紙の文字は、すべてママのそれにそっくりだ。
サンタさんの正体に気付いたとき、ひどい罪悪感に襲われた。
あんな手紙書かなきゃよかった。
「プレゼントなんだった?」
「あゆのアルバム。超うれしい!」
本当はそこまでうれしくなかったけど、せめてもの償いにすごくよろこんでいるフリをした。
あの手紙を読んで、ママはきっと泣いただろうな。
今にして思うと、切ないような、申し訳ないような、なんともいえない気持ちになる。
あ、ちなみに今年は洗濯乾燥機がほしいです、サンタさん。