ポエム期の自意識の気持ち悪さは異常
私の人生には、たまにポエム期が訪れる。
ポエム期は、うつ期の亜種みたいなもので、とにかく気持ち悪いポエムを毎日量産してしまう時期のことだ。
ちょうど、前回のポエム期(2年前くらい)に更新していたブログを久しぶりに見てみたら、その気持ち悪さに驚いた。とりあえず、自意識がすごい。パンパンに膨れ上がっている。
実は、ポエム期が終わったころに、恥ずかしくなってすべて非公開にしたのだが、いまになって読み返してみると、気持ち悪すぎてむしろ笑えると思い、ふたたび公開してみた。完全に血迷っている。
(ここで読めるよ)
前々回のポエム期には、ツイッターに鬱イート(鬱なツイートのこと)を垂れ流していたんだけど、アカウントを削除してしまったことが悔やまれる。大学生のファッションメンヘラのポエムなんて、気持ち悪すぎておもしろいに決まってるのに!
せっかくだから、特に気持ち悪いポエムをいくつか載せておく。いろいろな方面からドン引きされそうだけど、まあ気にしない。めちゃくちゃ気持ち悪いけど、実際に自分が感じていたことだから。めちゃくちゃ気持ち悪いけど。
ごめんなさい
ごめんなさい
と繰り返しながら
高層ビルの陰を逃げるように歩いた。
……なにがあったの?
指名手配犯の手記みたいなテンションだけど、「ごめんなさい」の理由は、たぶん彼氏とケンカしたとか、親に怒られたとか、そんなもん。
孤独を飼い慣らしすぎて、手放すことができなくなった。
孤独を飼い慣らすってなに? は? キモい、キモすぎる。自分で自分に引く。イタい。そんなもん飼うくらいなら、保健所の犬や猫を引き取るべき。
ちょっと思いつめて
スクランブル交差点で号泣するような
246の歩道橋で大声を出すような
そんな映画みたいな人生がいい。
たぶん、生まれるところからやりなおした方がいい。誰もがみんな、それぞれの人生の主役なんだ! そのままだって、映画なんかよりよっぽど面白いんだぞ!
スクランブル交差点で号泣するのも、246の歩道橋で大声を出すのも迷惑だからやめてください。
死にたくなるほど、気持ち悪くて恥ずかしい。恐ろしいのは、もしかしたらこのブログも、何年後かに読んだとき、吐き気をもよおしてしまうのではないかということ。ちなみに、過去の経験から、なるべく気持ち悪くならないように気をつけているつもりではある。
そして、もう二度と、私の人生にポエム期が訪れないことを願うばかりだ。